昨日、SFCキャンパスを歩いていたら偶然今井さんにすれ違った。メールボックスに入れておきましたよ〜とお声をかけていただき、ウキウキしながら早速取りに向かった。
英語が(楽して)できるようになりたい! というのは、(楽して)お金がほしい! (楽して)ダイエットしたい! というのと似たようなもので、一種の「業」である。それもかなり深い。だから、あの手この手を試すのは当然のことだ。
この本はそうしたあの手この手の中で、とても有効な一手を見せてくれる。 特に語彙を知るということが受験単語帳式の、英語と日本語の言葉を一対一対応させるだけの作業をはるかに越える知的チャレンジであることは、もっと多くの学習者に知られてよい。というわけで、学習者にとっても、教える側にとっても、冬休み中に手に取っていろいろ考えてみるにはおすすめの一冊。