台北に行った。とはいえ学会で市街地から離れたところに滞在したので、それほど面白い写真もとれなかった。一つ目の写真は仕事で泊まった施設の庭にあったオブジェ。「太極」という題名で、構えもそれらしい。その次の写真は「夜市」。日本の「お祭り」の大規模なものっぽいのだが、これが毎日ずっとだからね。すごい熱気だった(要するに暑苦しいわけだが)。日本モノも色々流入している。夜市では、中国茶を土産に買った。けっこうな散財だったが、濃く出したプーアル茶の独特の臭みはくせになる。アニメキャラのフィギュア類を囲む好朋友にも笑った。しかし、マンマ日本語のガチャポンやらトレカが置いてあったりしたから、日本直輸入かしらん。
あと、故宮博物館にも行った。現在、改修中とて、コレクションのほんの一部しか展示されていなかったが、何千年前の祭祀道具とか見ると、感慨は深い。もっとも、ものによっては、今でもアクセサリーとして通用しそうである。そう言えば、前に他のところで古代ローマ時代(2000年前)の装飾具を見たが、その時も指輪や首飾りなど、自分のようにそっち方面に趣味のない人間からすると、「現代と同じやん」と思った。
宿舎ではケーブルTVが入っていて、日本の番組もやっていた。ちらりとだけ街中のCDショップをのぞくと、予想どおり日本もののコーナーがあった。中身は日本と同じだが、ジャケットだけ中国語、すなわち全部漢字。故に浜崎あゆみは「浜崎歩」となり(適当でもとにかく漢字をあてる)、タッキーは単に「滝」になっていて、ちと脱力。ちなみにモーニング娘は「早安少女組」である。「早安」は中国語で「おはよう」ですな。これは何となく可愛い。
クレジットカードのパンフには、日本と同じく人気キャラがカードに描かれている。んで、そうですか、鉄腕アトムが「原子小金剛」ですか(微笑)。別のページで紹介されているウランちゃんが「小蘭」つーのは芸が細かい。ちなみにコバルト兄さんはいなかった。あと、何か話のタネはないかと思い、帰り際にホビー誌を買った。もっと濃い、萌え系のやつやら、同人誌っぽいやつやら、置いてあったのだが、今回はやめといた。ちなみに、モビルスーツのお名前をファーストガンダムに限って列挙すると、鋼弾、薩克、徳姆、亞凱、傑爾古格、古夫。ちなみに、三倍速の赤い人は「夏亞」であった。同じ中国語でも、大陸版は違うかも。