旅行に出ると夕陽ばかり撮っているな。朝焼けも良いのだろうが、単に目がさめない(苦笑)。ここではホント、刻々と移ろう夕暮れの映像を狂ったように撮りまくっていた。
最後の写真は城郭の上から見た旧市街。この写真だと分かりにくいかもしれないが、1990年代のユーゴスラビア内戦(=分離独立戦争)の時には、この街も激しい攻撃にさらされたとのこと。潮風を受けて白茶けた煉瓦屋根は昔からのもの、まだ新しい赤屋根は戦後に修復したもの。砲撃に遭って破壊されたまま、再開業できない高級ホテルもあった。銃弾に穿たれたままの石塀も見た。
ちなみに、後に日本で人から聞いたところでは、ドゥブロブニクの街は「魔女の宅急便」のモデルとなったのだそうな。言われてみれば...という感じ。