福澤先生ウェーランド経済書講述記念講演会
そういえば5月だったよな、と思って確認したら、昨日、5月15日だったか。
学生のころは、この時期に三田に行くと案内の大きな立て看板が出されていたのを思い出す。今年はCOVID-19によるキャンパス閉鎖のため、講演会が流れたのは仕方ない。
が、今年は誰が講演するんだろう、まあ経済学は知らないから、すごく有名な人でも自分は知らないだろうな、と思って塾のサイトを見てみた。
池田幸弘氏ですか...って知ってたわ、自分。塾高からの同期で、大学では一年のときに偶々自由科目を一緒にとっていた記憶が唐突に蘇る。三田に行ってからも、ときどき世間話をする仲ではあった。そういえばこの間まで経済学の学部長についていたことも思いだした。長い間会ってないし、予定通り行われていたら、講演会に行きたかったなぁ。
2020/05/16
2020/05/13
Badland (Aug2004)
カナダはアルバータ州に化石採掘のメッカがある。バッドランドというところで、かつては石炭採掘でにぎわっていたとのこと。地層が褶曲していて、恐竜時代の地層が露出しているのだそうな。見てのとおり、荒涼たる奇景。なぜか「荒涼」には惹かれる。
バッドランドの中心部、ドラムヘラーにロイヤル・ティレル博物館がある。恐竜だらけ。入り口には復元模型が並んでいて、訪問客はジュラシック・パーク気分で写真をとっていた。
ふつう、化石の展示には「レプリカ」とか「ここの部分は補填して復元」というような説明がついていて、「な〜んだ、これとこれは石膏か」と内心で思いながら見て歩くのだが、ここのはみんな本物。「こ、こんなに完璧に保存されてよいのか!」と深い感慨とともに見て歩いたのであった。ステゴザウルスの「背中」とかトリケラトプスの「うなじ」には感動した。写真にはないけど、ティラノザウルス(ブラボー!)とか大型恐竜になると、「頭部は重くて構造上の問題があるのでレプリカ」と断り書きがしてあり、ホンモノの頭部はちゃんと別に展示されているという念の入りよう。館内では、掘り出した岩石のかたまりから貴重な化石を削り出す作業をガラス越しに見ることもできて、元・科学少年の魂をゆさゆさと揺さぶるのであった。
日本では夏のさ中だったが、この日のカルガリーは10度そこそこ。地元の運転手さんに「トーキョーじゃ11月並みだよ」と言ったら、「カルガリーでも11月並みさ」と返された。
2020/05/06
はじめての語用論
加藤重広・澤田淳(編)2020『はじめての語用論−−基礎から応用まで』研究社
第一線執筆陣による、最新の語用論入門。全15章からなり、基礎概念の解説から、後半の応用的研究の解説まで、幅広いサーベイとなっている。
参考文献が詳しく、新しい研究も多数含まれており、この点でも信頼できる本となっている。
第一線執筆陣による、最新の語用論入門。全15章からなり、基礎概念の解説から、後半の応用的研究の解説まで、幅広いサーベイとなっている。
参考文献が詳しく、新しい研究も多数含まれており、この点でも信頼できる本となっている。
2020/05/04
英語辞書について(ノーマル編)
Macで標準装備の英語辞書を使う
PC上では良質な英語辞書が利用可能である。網羅的な情報を提供する余裕はないので、自分で把握できる範囲で言うと−−
ここではMac OS環境について。そもそも自分のMacに辞書アプリが標準装備されていることを知らない学生もときどきいるので、その確認をしよう。<アプリケーション>フォルダに入ると、<辞書>というそっけない名前のアプリがある。
これをドックにドラッグすると、ドックに常駐するのでいつでも使える。しかしこのアプリ、標準設定では英語辞書が出てこないようである。そこでアプリ立ち上げ後、<辞書>メニューから<環境設定>を表示する。
ここではアメリカ英語の辞書を追加しているが、もちろんその下にあるイギリス英語の辞書でもOK(両方見えるようにするとちょっと使いにくいかもしれない)。なお見ての通り他の言語の辞書も豊富にあるので、ついでに登録すると便利だろう。
アプリ画面をもう一度見ると、辞書が追加されているのがわかる(上の画像は見づらいが)。これはシステム標準のアプリなので、ネット環境がなくても使える。
ネット上の英英辞典
ネット上の辞書も無料で利用可能なものがたくさんある。とはいえ、日本のユーザーがよく使うサイト、例えばWeblioなどでは、英英辞典はまだ充実していないようである。紙媒体の時代からの老舗の定評ある学習者用英英辞典としては、次のものがある。どれもイギリス系。色々いじってみて、インターフェイスが自分の好みに合うものを一つ選んで使うとよいだろう。
アメリカ系も一つだけ。
上に四つあげたイギリス系辞書は英語を母語としない学習者向けで、単語の説明に使うボキャブラリーも難しすぎないものにするよう配慮されていて、学習者が注意すべき語の用法についての情報も含まれている。Merriam Websterは学習者向けでなく、母語話者も含んだ一般ユーザー向けであるが、単語の説明は明解で使いやすい。Thesaurus=類語辞典も提供されている。
なお、Merriam Websterはスタンドアロン(ネット接続不要でマシン上に本体を置ける)アプリとしても無料でダウンロード可能。iOS、Androidどちらのバージョンもあるので、システム環境が変わっても同じように使えるメリットがある。語源情報も記載があり確認したい時は便利である。
英英辞典を使うとどんなメリットがあるか、類語辞典はどんな使い方ができるか、などは授業で実際のテキストに即して話していきたい。
PC上では良質な英語辞書が利用可能である。網羅的な情報を提供する余裕はないので、自分で把握できる範囲で言うと−−
ここではMac OS環境について。そもそも自分のMacに辞書アプリが標準装備されていることを知らない学生もときどきいるので、その確認をしよう。<アプリケーション>フォルダに入ると、<辞書>というそっけない名前のアプリがある。
これをドックにドラッグすると、ドックに常駐するのでいつでも使える。しかしこのアプリ、標準設定では英語辞書が出てこないようである。そこでアプリ立ち上げ後、<辞書>メニューから<環境設定>を表示する。
ここではアメリカ英語の辞書を追加しているが、もちろんその下にあるイギリス英語の辞書でもOK(両方見えるようにするとちょっと使いにくいかもしれない)。なお見ての通り他の言語の辞書も豊富にあるので、ついでに登録すると便利だろう。
アプリ画面をもう一度見ると、辞書が追加されているのがわかる(上の画像は見づらいが)。これはシステム標準のアプリなので、ネット環境がなくても使える。
ネット上の英英辞典
ネット上の辞書も無料で利用可能なものがたくさんある。とはいえ、日本のユーザーがよく使うサイト、例えばWeblioなどでは、英英辞典はまだ充実していないようである。紙媒体の時代からの老舗の定評ある学習者用英英辞典としては、次のものがある。どれもイギリス系。色々いじってみて、インターフェイスが自分の好みに合うものを一つ選んで使うとよいだろう。
- Oxford Advanced Learner's Dictionary (OALD)
- Longman Dictionary of Contemporary English (LDOCE)
- Collins Dictionary
- Cambridge Dictionary
アメリカ系も一つだけ。
上に四つあげたイギリス系辞書は英語を母語としない学習者向けで、単語の説明に使うボキャブラリーも難しすぎないものにするよう配慮されていて、学習者が注意すべき語の用法についての情報も含まれている。Merriam Websterは学習者向けでなく、母語話者も含んだ一般ユーザー向けであるが、単語の説明は明解で使いやすい。Thesaurus=類語辞典も提供されている。
なお、Merriam Websterはスタンドアロン(ネット接続不要でマシン上に本体を置ける)アプリとしても無料でダウンロード可能。iOS、Androidどちらのバージョンもあるので、システム環境が変わっても同じように使えるメリットがある。語源情報も記載があり確認したい時は便利である。
英英辞典を使うとどんなメリットがあるか、類語辞典はどんな使い方ができるか、などは授業で実際のテキストに即して話していきたい。
登録:
投稿 (Atom)